偏食、運動不足、喫煙、ストレス…、生活習慣病はその名の通り、普段の生活習慣が発病進行に深く関わっています。高血圧・高脂血症・糖尿病・肥満が代表的なもの。これらは「死の四重奏」と呼ばれ、もちろん単独でも恐ろしい病気ですが、放っておくと命にかかわる危険が増すのです。
高血圧・高脂血症・糖尿病などは自覚症状がほとんどないまま体の中で動脈硬化が静かに進行します。そのまま症状に気づかずに、また気づいても「まだ大丈夫」と治療をせずに放っておくと、ある日突然 「脳梗塞、心筋梗塞」などが起こり、取り返しのつかないことになりかねません。
肥満の判定(肥満度指標)
肥満の判定は身長と体重から計算されるBMI(Body Mass Index 肥満度指標)で行われています。
BMI(肥満度指標)=体重kg/身長(m)×身長(m)
25以上が肥満とされる(日本肥満学会)日本肥満学会が決めた判定基準では、統計的にもっとも病気にかかりにくいBMI22を標準とし、25以上を肥満として肥満度を4つの段階になっています。
低体重(18.5未満)
普通体重(18.5以上〜25未満)
肥満度1(25以上〜30未満)
肥満度2(30以上〜35未満)
肥満度3(35以上〜40未満)
肥満度4(40以上)